こちらの春分の日のインスタ記事に追記。
https://instagram.com/p/CqCP162vDwS/
今回のようなカフェ・バーでの展示は元々の空間に個性があるので、空間に作品を加えるときは常に調和するように心がけている。
薄暗い店内で絵を飾っても見えない、ライティングはちょっとうるさくなってしまいそう。そんな
考え事のプロトタイプの一部として作ったワイヤーとティッシュの作品。
最近ずっと皮膚について調べていて、外界とのIFである皮膚の反応とその裏にあるものを考えていたら、今まで貼り付けるだけだったティッシュを膜として使えるようになっていました。
ティッシュはまだまだいろんな使い方ができる伸び代がある素材だと思っていて、考えるのは面白いです。
なので、ティッシュという素材に対する工芸的な興味で作り続けることもしつつ、それはそれとして、やってみたいこともありまして。
今回はこういうことができる技術的なことを形にしておこうと思い、猫の形を作りました。
顔のディティールを描かない理由は私自身が顔がついたものを捨てられないから。それからフランスに行って毎日猫を見ていて猫って形が不定形な生き物で外側と内側の境界線が曖昧だなと思ったからです。美しい顔がなくても美しい。そいういうこともあっても良いんじゃないかと思ったからです。
…考え事は続きます。
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